A:難聴と診断したお医者様から、補聴器の装用や療育先などについての説明があると思います。遠慮せずに聞きたいことを尋ねましょう。
A:コミュニケーションとしての「ことば」には、音声言語や手話などの視覚言語のほかに、表情や身振り、しぐさなども含まれると考えます。どの「ことば」を使って話す(コミュニケーションする)のかは、お子さま次第です。
A:聴力等によって音やことばの届き方は一人ひとり異なりますが、補聴器や人工内耳をつけることで届きやすくなることが多いです。詳しいことは、診断されたお医者様にお尋ねください。
A:乳幼児の場合、遊びを中心とした活動を通して会話(やり取り)を生み出し、ことばや概念を育てる取組を行っているところが多いです。詳細は療育先でお尋ねください。
A:難聴以外の障害を併せ有しているお子さまにとっても、補聴器等を使って音声を聞くことは全体的発達において有効であるとお考えのお医者様が多数いらっしゃいます。ご相談ください。
A:補聴器をつけることに抵抗感の強いお子さまは、夢中になって遊んでいる時にそっとつけるなどして、補聴器に慣れることから始めます。まずは5~10分を目指しましょう。また、補聴器の出力を調整したらつけられるようになったお子さまもいらっしゃいます。お医者様や補聴器業者さんにご相談してみてはいかがでしょうか。
A:補聴器はつけてすぐに上手に聞き取ることができる機器ではありません。音の存在やことばの聞き取り、聞き分けなどを少しずつ練習(学習)する必要があります。焦らずに、丁寧に言葉掛けを行っていきましょう。心配なときは、お医者様や補聴器業者さんに御相談してみるとよいでしょう。
A:難聴や知的障害、発達障害などいろいろな要因が考えられます。まずは、保健師さんや病院で相談してみましょう。3歳児健診などの法定健診の際にお医者様や保健師さんにご相談するのも良いと思います。
A:お子さんの聴力レベルや性格、きょうだい、通学時間等などを総合的に判断して就学先を選ばれると良いと思います。まずは、在住市町村の教育委員会に連絡を入れて相談しましょう。